小学校高学年となると、
ママの集まりで、お受験をさせるかどうか、塾の話
などの話題が出るようになります。
確かに、公立中学校を何校か経験して、
・チャイムが鳴っても席に着かない
・提出物をきちんとださない
・授業妨害をする
・授業中立ち歩く
・暴れる、先生に対する暴力行為
など、間のあたりにして、さすがにこの学校には
わが子は入れたくない、という本音はありました。
幸いにも、自分の校区の学校は伝統的に落ち着いており、
今も「授業中静かで、生徒指導上の問題もほとんどない。」
ということを、先生からも保護者からも聞いているので、
それなら、友達も多く、のびのびと過ごせる地元の公立校で、
と思っています。
公立は、確かに問題が山積みです。
「教師の指導力不足」と言われていますが、
私は講師として学校に勤務して、
先生方の必死に立ち向かっている姿を見てきました。
問題は「教師」ではない、と思うほどです。
公立の学校は、私立や塾とよく比べられていますが、
「私立や塾の教員のほうが指導力がある」というのは、
まったくおかしいと思っています。
一番に土壌がちがいます。
私立にしても、塾にしても、選抜して
勉強面で理解度の同じくらいの生徒を集めて授業を行います。
一方、公立中学校では、
受験勉強などをしていた訓練した生徒たち、普通の生徒たち、
勉強が苦手でなかなかついていけない生徒たちが
一つのクラスで授業を受けます。
つまり、理解力の差が非常に大きい中での授業で、
先生にとっては、私立や塾と違い
授業のレベルを大きくとらえなければならない。
できる子もできない子も楽しめるような授業、
これが、公立教師には求められます。
私立や塾では、できる子はさらにできる授業、
できない子はできるようになる授業をすればよいのです。
今の教育改革で、教師の資質の向上といわれますが、
勉強面で言えば、
公立中学校も、理解度別のクラス分けもしくは学校分けが
必要ではないか、と個人的に思っています。
あくまで個人的な意見です。
自分たちのレベルに合ってない授業は、
理解度の高い生徒にとっても、簡単すぎて退屈ですし、
理解度の低い生徒にとっては、何を言っているのかわからず
退屈でおしゃべりしたり、遊び始め、授業のじゃまをします。
彼らも、分かりたいのです。
自分に合った内容の指導があれば、
きちんとがんばるのです。
そして、もう一つ大事なことは、
公立にいっても、私立にいっても、結局社会人になる、
そして、公立中学校が一番、実社会をあらわしています。
いろんな人がいるなかで自分の居場所を探す、ということを
学ぶことができます。社会性を学ぶには公立が一番です。
私立では実社会をあらわしません。
(これは、実際去年受け持った生徒の保護者からも聞きました)
わが子に何を学ばせたいか、それをよく考えて
公立私立の選択をしようと思っています。
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